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2009年5月 1日 (金)

ルパン三世長編小説第3弾 「見果てぬ夢」 (15)

(15) 女の武器

不二子は今シャワー浴びている男の部屋で、彼のパソコンにログインしていた。女の武器を駆使し、パスワードを聞き出して。彼のメール交信データをまんまと持ってきたUSBメモリにコピーし、そ知らぬ顔でまたベッドに横たわった。

裸の男が、タオルを腰に巻きつけてバスルームから出てきた。

男とはアルバート・ナインシュタイン博士。ドイツ人だが、祖父の代にアメリカに移住し、今はアメリカの皮膚医学の研究者だ。

古地図の研究家としても名高い博士は、男盛りの40代。

学者にしてはよく日焼けし、逞しい体つきのセクシーボディ。もちろん医師としての優秀な頭脳も兼ね備えていた。

が、さすがの彼も、不二子の色香に惑わされてあの晩餐会の日以来、懇意となり、長年の研究の秘密を打ち明けていた。

「それで、3枚の地図は本物だったの?」

不二子は彼がやって来てベッドに座ると起き上がり、手を伸ばして後ろから抱きついた。

「キャプテンクックの地図かと聞かれればノーだね。」

抱き寄せながら彼はじらす。

「じゃ、偽者なの、やっぱり。」

「いいや。」

ベッドに仰向けになる博士。

「どういう意味?ウ~ン、アルバートったら、ほんとの事教えてン。」

同じようにバスタオル一枚で、ほぼ100センチのバストを相手の胸に押し付け、仰向けの博士にかがみこんで頬や顎にキスしながら聞く。

「君がこんなに古地図に関心があるとは思わなかったよ。」

「だって、昔の海賊の宝物が隠されてる地図なんでしょ、女なら誰でも憧れるわ。金銀宝石に囲まれた自分を想像するだけで胸が苦しくなる。」

真っ赤な唇を彼の耳に近づけ、そっと耳たぶを噛む。

「君が美しくなるのに必要なことなら、何でもするよ。」

起き上がって今度は彼が上になり、顔や首筋にキスを浴びせながら言う。

「じゃ、もっと詳しく教えて。」

博士はゆっくりと起き上がり、冷蔵庫に向かって行って、ビールを取ってきた。二つのコップに注ぎ、不二子にも渡して一気に飲み干す。

「あの地図は前にも言ったとおり、1枚は真っ赤なニセだが、2枚は第二次大戦後に作られた比較的新しい地図だ。」

「まあ、じゃお宝の地図じゃないのね。」

不二子はコップを持ったままだ。酒に強くない彼女は仕事中は飲まないことにしている。

「いや、キャプテンクックの地図は、もうこの世にない。」

「何ですって。」

「私が調べたところによると、19世紀に作られたキャプテン・クックの地図3枚は2度の大戦を経て全て失われ、その莫大な宝の行方を記した資料はもうない。

かの世界的な怪盗アルセーヌ・ルパンがその地図を探し出し、すでにクックの莫大な財宝を探り当てて、その宝を再び隠した。

実はありかを記す新しい地図を作ったと、彼自身の日記に書かれているんだ。私は長年の研究で突き止めた。」

「じゃ、あなたに渡したのは、その新しい地図ってわけ?」

「彼は宝を掘り出してどこかに埋めた。戦争が激化したためか、何か他の理由で掘り出すことが出来なくなったのか、子孫に宝を残そうとしたのか、新しい地図を残して亡くなった。

子孫以外には見つけられないように、ある細工を施してね。」

「という事は、新しい地図を解読すればいいのね。」

「多分、オリジナルのとそっくりに作った新しい地図にはニセの情報と、真の情報が混じっているんだ。」

「その見分け方は?」

「多分ルパンの家系にしか伝えられていない。」

「あなたは地図の解読のために、ルパンをおびきだそうと画策してきた。」

「スミソニアン博物館にあったのは私が偽者を寄付した。彼に盗ませるために。」

「ルパンは自分でも祖父の地図を持っていたのよ。なのに謎を解くことができなかったの?」

「奴は最近まで地図を一枚しか持っていなかった。ルパンが他の地図を手に入れたのはほんの最近なんだ。」

「1枚は自分が盗んだと言ってた。アフリカのウガンダにいる医者から。それを若造の泥棒が盗み、ルパンがまた取り返したのをあたしが頂いて来た。もう一枚は確かに博物館にあった物よ。」

「なるほど、それならこういう事だ、私は地図1のニセ物を寄贈した。ルパンはニセ1を盗んで、もともと自分が持っていた本物2を置いておいた。

それを知らずに君が盗んで、ルパンからもらった私のニセ1を再び博物館に戻したんだ。君が私の所へ、残りを持ってくるのも計算のうちだ。」

「何でそんなめんどくさい事。」

「私のニセ物1を奴はある目的のために手に入れる必要があった。それと私に届けたかったのさ、奴が受けついだ地図2と、ウガンダの医者の所有していた地図3を。」

「なぜ彼が直接あなたに会って渡さないの?」

「わざと君の手を通してよこしたのは、私が本物を見分けられるかどうか、謎が解けるかどうか試しているんだよ、ルパン三世の一味、裏切りの常習犯の峰不二子。」

「、、、、知ってたの、、。」

「君にお近づきになれたのも、奴のおかげだな。長年アルセーヌ・ルパンの隠し財宝を探してきた私だからね。」

「そうと分かれば話は早いわ。ねえ、あたしと手を組まない?」

不二子は博士に手を伸ばし、また博士が不二子の上に重なった。彼はゆっくりと不二子のバスタオルの前をはだけ、豊かな裸の胸に顔を埋めた。

「君がうまくルパンに取り入って宝の地図の解き方を聞き出してくれるなら、だ。」

「もう一枚の地図1の本物はあなたが持ってるんでしょ。」

「もちろんさ、私の祖父の代からの言い伝えだ。」

「何て。」

「3枚の地図を手に入れ、その謎を解くことができた者は、世界を支配する力を持つ。」

博士は不二子の体を愛撫し始めた。

この男とルパンは3代にわたる因縁の対決をしようとしているのか。一体この男の正体は何者なんだろう。ルパンは地図の真相を知っててあたしをこの男に差し向けた。大切な祖父の宝の地図をあたしに預けてまで。

彼の唇を唇に受けながら、不二子はまた戦略の変更を考えなければならなかった。

ナインシュタインのほうは、当初からある秘密の計画があった。ただ今後この女が敵に回るのか、味方につくのか、、、、、。

どっちにせよ、この女は本心から自分のものにはならないだろう。それなら一時のお楽しみもいいかもしれない、、。

この狡猾な男女はそれぞれの思惑を胸に、朝まで楽しむことに決めた。

寝室でこっそり隠しカメラが回され、ある場所に送信されている事も知らずに。

次回に続く。

追伸1:

またまたどっかで聞いたことのある人の名前。苗字のアとナの違いですが「ア」の方とは全くかかわりはございません。念のため。

追伸2:

最近ルパン三世オフィシャルマガジン20を買って読みましたら、特別インタビューのコーナーでモンキーパンチさんが、ご自分がはまってるDVDに、「エイリアス」って言ってらっしゃって、1~5まで全巻買ったって。(全巻確か40~50巻あります。)

REDもちょうどはまってまして、全巻録画取って、毎晩夜中まで見てます。

超面白いようですので、連休中にオススメ。この映画、海外のテレビドラマなんですけど、これ、またまたCIAの女スパイが活躍する話。

俺のストーリーと似た場面があるらしいですけど、言っときます。絶対ネタ取ってません。あっちの方がパクリです、ほんと。

追伸3:

そ~んなにパクリ気にすることねんだよな、ルパン三世パクッてねえのはモンキーパンチさんだけじゃねえの。

宮崎さんだって、大川さんだって、アンタの敬愛する大和屋さんだって、100パーセントオリジナルじゃねんだからさ。面白けりゃ、どんどん俺の名前使ってくれよな。

んで、楽しんじゃってくれや、世界の怪盗は何だって盗んじまうんだから、人の話盗むぐれえ、朝飯前なんだっつの!

(ルパン三世より)

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