2008年4月 8日 (火)

山田康雄ウエスタンの世界、、、

少しルパン三世から離れて、、、。

山田康雄さんの声演を聞こうと思って、夕陽のガンマン・アルティメットエディションを見ました。

夕陽のガンマンの日本語吹き替え版はほんとに貴重でして、近くのビデオやさんでは、吹き替え版がぜんぜんありませんでした。

アルティメットエディションという特別版のみ、おもしろいコト教えてあげましょうね。

クリントイーストウッドの声=山田康雄

リー・バン・クリーフの声=納谷悟朗

ジャン・マリア・ボロンテ(悪役のボス)の声=小林清志

手下の悪役の一人=初代五エ門役の大塚周夫

知ってる人は知ってたでしょうが、私がこの吹き替え配役を知ったときは思わず笑っちゃいました。

ルパン三世の声優でかためて、なんか面白いことしようとしてるんじゃない?って。

面白かったです。ルパンと父つあんがつるんで、次元を痛めつける話。

次元の声は究極の悪役にはなりきれないって分かりました。あまりに善人すぎ。脇役の大塚さんの方がよっぽど悪役の親分らしい凄みがあります。

クリントイーストウッドより、リー・バン・クリーフのほうが主役じゃないの?って思わせる話も気に入りました。主役を完全に食ってましたね。

特に、クリントイーストウッドの役が賞金稼ぎだというのを差し引いても、最後のあれはないよね。

リーふんする「大佐」の方が「金はすべてやる。」といって夕陽をバックに美しく、潔く去っていくのに、かたやクリント扮する「モンコ」は、倒したお尋ね者の賞金を計算したあと、十人の死体を荷馬車に乗せてほくほく顔。これで話が終わってしまうなんてね。

大佐が大切にしていた妹の形見のペンダント、いつの間にかモンコがくすねていて、それを使って大佐の命を救うことになる。

なんか、ルパン三世の続きみたいな展開に笑っちゃいました。このシーンのために、この3人の吹き替え役を選んだディレクターさん、あなたは偉い!「ルパン三世」見ておもいついたんでしょ。

もう、徹頭徹尾、定番のマカロニウエスタン。娯楽映画。出てくるのは悪~い人殺しばっかり。でも、多分この作品見て、「駄作」って言う人はいませんね。

日本人ってこんな話が好きなんでしょう。

「駄作」と言われ続けて○十年。寅さん映画のようにワンパターンの、でも熱狂的なファンを持つ映画、(私自身は、山田洋次監督の作品はすべて名作と信じています。)

それとも、「駄作」「ヘタクソ」と呼ばれようと、常に新しい試みに賭け、新しいファンを獲得し、進化し続ける映画、あなたはどっちを見たいですか。

「GREEN VS RED」は後者に属すると私は思っています。熱狂的なファンももちろん、いますけど。私みたいにね。

追伸:ご質問がありました。この「夕陽のガンマン」はお子さんも楽しめますか。ということですが、、、。

もしあなたがお子さんと一緒に楽しもうとお考えなら、あまり私はおすすめしません。何といっても人が人を殺す場面がたくさんあり、女性をひどい目にあわせる場面が1箇所ありますので。ハードボイルド(=ルパンの言うところの高級浪花節)とかクリントイーストウッドのかっこよさを楽しむ大人のエンタメとしては、最適です。

あなたが18歳未満なら、もう少し大人になってから見て下さいね。現実と非現実のギャップが理解できて、映画をお話の世界として客観的に見られるようになったら。

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2008年3月29日 (土)

山田康雄クラブさんせい!

このブログはルパン三世のブログじゃなかったのか、と言わないで。

ルパン三世に関わるありとあらゆる情報と、ウワサを発信するブログでありたいと願っている私です。

ルパン三世=山田康雄なのは、ファンのあなたなら十分ご存知ですよね。

なので、今日も、山田康雄さん出演(吹き替え)の映画をご紹介します。

まずはマカロニウエスタンの名作、「許されざる者」。

クリントイーストウッド主演、数々のアカデミー賞を受けたこの作品を、ぜひ見たいと長年思い続けてきました。

感想を一言で言うと、残念ながら、私はこの作品を好きになれませんでした。

クリントイーストウッドの魅力がいまひとつ私には伝わってきませんでした。

あらすじをここで語るとまだ見ていない方の楽しみがなくなってしまうので、書きません。ストーリーも私の知っているクリントイーストクッドの別の作品、たとえば、「マディソン郡の橋」とか、「硫黄島からの手紙」のような感銘を与える作品かと言われると、ちょっと私には分からないというのが正直なところです。

山田さんの渋い声の魅力が唯一の救いかな。かつては凄腕、悪党のガンマンだったけれども、すごくかっこ悪い農夫の役を好演していらっしゃいます。でも、もっとセクシーで悪い悪党の役かと思ってたので、期待はずれでした。

一方、「空飛ぶモンティパイソン」は○。

前回にもちょっと書きました。まじめに遊んでる彼が見られて。ルパンがきっと根性入れ替えてまともな人生を歩んだとしたら、こんな人間になるかも、、、。

「○○なんだけっどもがよ!」

なんて平気でコントの中で口走っていらっしゃって、いいのオこんなとこでルパンに変身しちゃって。

ちなみに彼があててらっしゃる俳優さんは「グレアム・チャップマン」というイギリスのコメディアンです。彼自身も山田さん以上にクセのある、すっごく面白いキャラの、芸達者なゲイの役者さんです。

残念なことに、今発売の日本語吹き替え復活版は、オール吹き替えではありません。日本語モードに切り替えていても、吹き替え部分が収録時間全体の、2分の1くらいしかなく、しかも吹き替えが入ったり、入らなくなったりで、せっかくの山田さんのアドリブのよさが活かされない感じがします。

なんで、オール吹き替えにしなかったんでしょうね。1970年代にTVで放送したときもこんな風に編集されてたんでしょうか。誰か当時のことを知ってらっしゃる方、教えていただけませんか。

納谷悟朗さんのあててらっしゃる、「ジョン・クリーズ」という俳優さんも、チャップマンさん以上にクレージーではちゃめちゃなキャラの(ほんとはすごく頭いい人です。)オモシロ俳優さんです。納谷さんのあて方が実にいい。銭形のキャラはきっとこの役で磨かれたんじゃないでしょうか。と言っても、このキャラと銭形は全く別人格に演じてらっしゃいますけど。

追記:ジョン・クリーズさんについて、新着情報。彼はなんと、あの、ハリーポッターの「賢者の石」と「秘密の部屋」に出演なさってたそうです。どの役だったかご存知でしょうか。うわさでは、あの、ボルデモート卿。ほんとにそうか、目下確認中です。だとしたら、彼、すっごい役者ですよ!

(追・追記:ウィキで確かめましたら、ジョン・クリーズさんの役は、「ほとんど首なしニック」でした。な~んだ、残念!)

山田さんといい、納谷さんといい、声だけで別の人格を演じられる役者さんってそんなにいないですよね。こんな声優さんが、若い方にもどんどん育って欲しいな。

栗田さんにもできれば、ルパン声優だけでなく、他の優れた映画に出演していただいて、いろんな声で、いろんな人格を演じていただきたいですね。

追伸:

新たに、私のブログに来て下さったあなた、私のルパン小説「失われた記憶」47話、もう読んでいただけました?超おもしろいから、読んでね。私のブログの12月のところをクリックして下さい。小説の第1回があります。

「最近の記事」から消えてしまう前にもう一度宣伝しておきます。

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2008年3月19日 (水)

永遠のルパン三世、山田康雄さんを偲んで

今日、3月19日は何の日?もちろん、永遠のルパン三世こと山田康雄さんの命日であります。

さっきまで、みのもんたさんの「おもいっきりイイテレビ」を見ていました。案の定、山田さんの特集をしていました。ご覧になりましたか。

山田さんの生涯を語る上で、ほとんどの話がルパン三世で占められていたのは当然のことと言えるでしょう。

カリオストロの映像がず~っと。いつ見てもやっぱりあの映像は名作中の名作だな~と思いましたね。これを機に全国にルパニストが増えてくれることを願っています。

でも、古くからの私のようなファンは、この番組を見た人に言いたい!

「カリオストロ」や「マモー」や「エリューシヴ」だけがルパンじゃないのよ、と。

もっとその魅力を知って欲しい。

山田さんの若かりしころの写真が何度も出てきました。イケ面というよりハンサムですね~。整った顔立ち。クリントイーストウッドにも、ルパン三世にもそっくりです。

ルパンってもしかしてハンサムなんだ~。

最近出ているルパン40周年記念のCDなどに、山田さんご本人の声で、オリジナルの曲が収録されているのがあります。

まるで、ルパン三世本人が歌っているようで、泣けます。

もう、あの声での作品は二度と作られないのかと思うと、ほんとに泣けてきます。

夜、お酒を(もちろんワイン)ちびりちびりやりながら、山田さんの生涯を綴った本「ルパン三世よ永遠に~山田康雄メモリアル」をじっくり読もうと思います。

62年なんて、短い生涯を駆け抜けていった、少年のような魂をもった彼のことをもっともっと知るために。

私は、私たちはあなたのことを決して忘れない、あなたの命は終わっても、私たちの心の中に、これからも永遠に生き続けます。

永遠のルパン三世、不可能を可能にするスーパーヒーローよ、これからも私たちのハートを盗み取ったまま、いつまでも私たちの心をとりこにし続けてくださいね。

追伸:さっそく何人かの方からコメントいただきました。ありがとうございます。山田さんの大、大ファンのあなた、どうかお友達になってください。そして私のブログで一緒に楽しんでくださいね、お待ちしています。

右側に山田さんが声の出演をされた洋画(多分山田さんの吹き替えのはず)と、私の大好きな本を紹介しています。どうぞ、山田ワールドをお楽しみください。

追伸:

現在はこの内容はちょっとお休みしています。リニューアルして再登場しますので、お待ち下さい。

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2008年3月12日 (水)

広川 対 山田 対 納谷 激闘声優スター対決!

、、、な~んちゃって。天国にいらっしゃるお二人を偲んで、懐かしい作品の数々を楽しんでる私です。

あまりに多すぎて、どれから見ていいのか分からない位なのですが、まず、一番に見たかったDVD手に入りました。

もちろん、「空飛ぶモンティパイソン」です。

イギリスBBC放送で、1969年に始まったTVコメディだそうです。同時に日本でも、東京12チャンネルで、日本語吹き替えを入れて放送が始まりました。

(訂正:日本で吹き替えTV放送が始まったのは1976年からでした。ということはルパン三世TV2ndシリーズが始まる1977年より1年前ということになります。いずれにしても、二つの放送を掛け持ちでやってらしゃったことに、間違いはなさそうです。)

その当時、すでに映画などで名前の売れていた広川さん、山田さん、納谷さん、青野さんらベテランでも、七転八倒、思考錯誤しながら、イギリス生まれの奇想天外、新感覚ギャグコントのセリフを苦しみかつ、楽しみながらあてていったことが、付録の資料に書かれていました。

ということは、今年で40周年を迎えるルパン三世が1968年に始まったのですから(アニメは少しあとですが)、おそらく、父つあんとルパン三世は、東京12チャンネルのスタジオと東京ムービーのスタジオを行き来して、そろって声優タッグマッチなんてことが、毎日のようにあったのではないでしょうか。

ルパン三世アニメと「モンティパイソン」同時出演でどれだけお互いの味を吸収しあい、消化していったか、私が一番興味津々のところです。

もっとも、納谷さんも、山田さんもプロですから、例えばチャールトンヘストンが銭形と同じキャラになったりしませんし、クリントイーストウッドのキャラがルパンと同化しちゃったら、「どうかしちゃってるよ!」と言われますでしょ。影響しあいながらも、いかに別のイメージを作って、二つの番組を演じ分けてるかが見ものですね。

深夜帯にさしかかるような時刻に、イギリスの5人のほとんど新人と言っていいくらいの俳優さんが組んで30分枠で作りました。脚本も5人がかわるがわる作り、演出、主演、助演というふうに解説には書いてあります。

日本で言えば、初期のドリフターズのような、若者向けの、当時としては斬新な感覚で「実験的に」作られた番組だそうです。そして始まったとたんイギリスばかりか全世界を席捲するほどのブームを巻き起こしたんだそうです。

「ゲバゲバ90分」のようなナンセンスギャグをかっとばす番組かと思いきや、結構高度なユーモアのセンスを持った、知的な笑いを作る人たちなんだな、とまだ、4話しか見ていませんが、感じました。

もちろん、理屈なくゲラゲラ笑える作品も中にはあるけど、ブラックユーモア、パロディにはちょっとついていけない。それは例えば、前回の私の短編「裏の裏はオモテ」の話の最後のオチが、TVセカンド19話を知ってる人には分かるけど、見たことない人にはなんのことかさっぱり分からないといったようなことなのでしょう。

当時のイギリスの文化や社会の背景や、その頃に起こった出来事をパロッているのかもしれませんし、それらを痛烈に風刺した内容があっても、現代の私にはちょっと分かりにくかったですね。もちろん、解説書がついているので、あとで読むと「そうだったのか。」と分かることも多いですが。

一つ面白かったのは、納谷さんと山田さんの吹き替えで二人だけでコントをしてる場面があるのですが、やっぱりあの二人が一緒だと、銭形とルパンになってしまってますね。女装した(俳優さんの声の)銭形と同じく女装した(俳優さんの声の)ルパンが、マシンガンのような言葉の応酬で、ハイテンションにしゃべってるのって、なんか、うれしかった。

どんな作品に出ても、あの二人が一緒なら、銭形とルパンにしかなりえないのかも。

広川さんも、彼本来のコミカルな演技とナレーションを40年前から発揮していらっしゃいました。きっと生まれながらのコメディアンなんですね、彼。

ほんとに、ほんとに、偉大な人を失ってしまいました。

もう、こんな素敵なしゃべりができる方はもう、いらっしゃらないでしょう。

あなたも、どうか、「モンティパイソン」の摩訶不思議な世界、おもしろうて、やがてかなしき物語の世界においでませ。

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2008年3月 9日 (日)

もう一人のルパン三世よ、永遠に安らかにお休みください、、、。

訃報です。3月3日、栗田さんのお誕生日と同じくして、山田さんよりも前に、パイロットフィルムでルパン三世を演じられた声優、広川太一郎さんががんで亡くなられました。

彼こそは名優中の名優、山田康雄さんをも凌ぐ、コミカル路線から、渋い二枚目まで広いレパートリーをお持ちの正真正銘の、日本一の声優さんでした。

宇宙戦艦ヤマトの古代マモルよ、沖田艦長(銭形=納谷悟郎さん)より、先に死んだらいかんぜよ~。(号泣、、、、、。)

Yahooのホームページで今朝初めて知りました。

こうなったら「空飛ぶモンティパイソン」のDVDを絶対手に入れ、山田、広川、納谷豪華競演のコメディーを見て、お二人を偲びたいと思います。

(納谷さん、絶対にお元気で、来年のルパンOVAに出演してくださいね。)

広川さん、天国でも、「こんなに皆さんに愛されちゃったりなんかして、、、。」

と広川節をのたもうていらっしゃることでしょう。

最近の映画では、ジャッキーチェン主演の「プロジェクトBB」の声優として出演なさいました。まだ見てない方は見て楽しんでください。

映画もとってもおかしくて、ホロッとするいい作品です。

ご冥福をお祈りいたします。

追伸:貴重なコメントをありがとうございました。

宇宙戦艦ヤマトの主人公は、「古代進(コダイススム)」そして、その兄が古代守(コダイマモル)だったかと記憶しています。話の最初の方で、自ら命を投げ出して死んでしまいました。ちょっとしか出番なかったけど、最高にインパクトありましたね

古代進の声を富山敬さんが、古代守の声を広川さんがやってらしたように思いますが、違っていますでしょうか。

この記事、いきなり、ものすごくたくさんのアクセスがあってびっくりしました。1日500アクセスっていったい、、。初めていらっしゃったかた、面白いブログにしてきますので、よろしく。

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2007年12月 3日 (月)

宮崎駿監督の創造する「ルパン三世」像

 またまた、お久しぶり。

この所、色々な方の、ルパン三世についてお書きになっているブログを片っ端から見て歩いています。自分が知らなかった情報や、面白いお話が聞けて楽しいですよ。

その中でちょっと気になる話。

「カリオストロの城」。世間では名作だということになってるが、作品のよしあしはともかくとして、出てくるルパン、あれはないんじゃないの?というお考え。

あの作品に出てくるヒーローは何もわざわざルパンでなくとも、もっと他の正義の味方のヒーロー、宮崎駿さんが作り出したキャラで、十分やれたんではないかと。

そのことは以前私も書いています。最近のルパンはやたら、やさしい、物分りのいいおじ様になっちまって、泥棒としての哀しさやズルさ、裏街道を突っ走ってきた悪党の本性が十分描ききれていない、とか書きましたよね。

この人もその点をとても残念に思っていらっしゃいました。

霧のエリューシヴなどで見るルパン三世はとてもとても物足りなく、そういわれて考えてみると、「カリオストロの城」であんなに奮闘苦戦して、ルパンがあの話の中で盗んだものといえば、「クラリスの心」だけだったりして。

他の話でも盗みに失敗して散々な目にあってますけど、盗めるのに盗まなかった話って、他にないです。あっと、ありました。またまた、宮崎駿(正確には照樹 務監督のお名前で出てますが。)さんの作品で「さらば愛しきルパン」Sndシリーズ最後の話です。

なぜ、宮崎さんは、ルパンに盗ませなかったんだろう?

今まで考えたこともなかったのですが、素朴な疑問が湧いてきました。

宮崎さんが「盗み」や「殺し」がきらいだから?

いえいえ、そんなことはないでしょう。宮崎作品の色々なキャラが、盗みも殺しも平然と(時には悩みながらも)やっている作品も見てきましたし、特別教育的な意図があって、そんな設定にしたのではないことは確かです。

ルパンの性格を描写するのに、ここでちょっと別の話をいたしましょう。

2ndシリーズ 132話。「ゴールドバタフライ」というオークションにかけられた蝶をおとりにして、その蝶の生息地にあるという巨大な金鉱のある秘境を探し当てるという話です。

ルパン一味は、その蝶をオークションで落札するために、一晩で三軒の銀行をはしご襲撃して、100万フランを強奪します。ところが、オークションの競争相手である悪党は、まんまと蝶を落札し、その秘境に出かけていって、何百万の蝶のすむ「人類最後の楽園」といわれる自然の宝庫を根こそぎ焼き払ってしまいます。

ルパンの考えでは、「オレたちは人様の迷惑になることは何もしちゃいねえ。だが、アイツのやることは人間のすることじゃねえ!」

3軒の銀行を爆破することは、彼にとって「人様の迷惑」にはあたらないのだけど、美しい自然や生き物たちを無差別に殺すことは彼の生き方にとっては、絶対に許すことのできない悪魔の所業。次元が止めるのも聞かず浅はかにも、悪党が焼き払う重火器の前に立ちはだかって正体を晒してしまう。

「殺しと善人の金には手を付けない。」(もっとも、やむを得ず殺してる場合は数知れずありますが。数えた人がいます。なんと合計96人以上殺しています。)

これは、彼の盗人としてのポリシーであり、悪党としての自分に科した足かせでもあります。弱い者や自然、命あるものにたいする理不尽な暴力や殺人を何よりも許せない奇妙な信念を持った泥棒ということはこれまでの作品を通じてもご存知でしょう。

多分あなたもそうでしょうが、私は彼の中にある光と闇の狭間にある「人間らしさ」にとてつもなく惹かれます。泥棒という非人間的な(?)稼業に手を染めながら、人としての温かさや、やさしさを失わない彼の生き方をいとおしさを感じてしまいます。

さて、宮崎駿監督がこの作品を脚本にされる時、ルパン三世の何を一番魅力に感じ、それを映像化されようとなさったでしょう。

色々な見方ができると思いますが、私は、一つには、裏街道を歩いてきた男の、光と陰の狭間の部分だと思います。

若い頃から悪事に染まり、泥沼を這い上がったルパンのような大悪党だからこそむしろ、深い闇に包まれていても輝きを失わない清廉なバラの花のようなクラリスに鮮烈に惹かれてゆく。

ルパンが若い頃、重傷を負ってクラリスに助けられた出会いのシーンで宮崎さんがていねいに演出していらっしゃいます。

また、、高い塔に忍び込んでクラリスを助け出す時の言葉。「悪者に捕らえられ、高い塔に閉じ込められたお姫様を助け出す、それは全て泥棒の仕事なのです。」

泥棒としてのプライドと彼流のユーモアなのですが、その心の底には大切な人への切ない思いが隠されている。

別れの場面。クラリスをしっかりこの手で抱きしめて、彼女をさらっていきたいのにできない、その資格がない自分自身のそれまでの人生。きっとあの時ルパンは生涯を通じて初めて、自分が泥棒であることを恥じ、できればクラリスとともに、明るい光の世界にもどりたいと願ったことでしょう。

こんな男を演じさせるのに、ルパン三世以外の誰がふさわしいでしょう。

宮崎さんは、今までのルパン三世のこれまでの悪行を知りつつあえて、「いいおじ様」の役を演じさせました。

それは、決して正義のヒーローとしての姿ではなく、今までになかった彼の光の部分、「清らかな、まっとうな人生に対する憧れ」「ゲームではなく、真摯に愛し合えるかもしれない人との出会い」を通して彼が迷い、苦しみ、葛藤する生身の人間であることを表現したかったのではないでしょうか。

とはいえ、カリオストロの話の終わりには、不二子を追っかけるおなじみのルパンに戻っちゃいましたけどね。 

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2007年11月29日 (木)

ホントにできるの?実写版!

ルパンザサ~ド♪!

たったらた~ ♪たあ~たた~♪

この一週間ずっと、私の車ではルパンのテーマ曲ばかり集めたCDを流しっぱなし。

頭の中はルパンのことでいっぱい、、、ではないですが、この曲を聞くとなぜか、体にエネルギーが溜まっていく感じがしますね。仕事前にかけると、スッキリスッキリ!

あなたもお試し下さい。

ところで、このテーマ曲、何十曲あっても、いつもあのメロディーだけど、先日あっと驚く発見をしました。

前奏、間奏のギターの音でテケテケテケテケ、シャカッ!の時に、その「シャカ!」が何度聞いても「ルパン!」としか聞こえないところがあります。人の声でなく、明らかに、ギターの引っかき音なのに、私の耳には(多分誰が聞いても)「ルパン!」と聞こえるのです。

演奏をなさっている方、きっとご苦労なさったことでしょう。それとも偶然?もし、それと意図してこんな音を作ったのなら、あなたは天才!

どの曲のどのあたり、とあえて言いませんので、どうぞご自分のCDをヨ~ク聞いて見つけてください。

前回で「教えて。」とお願いしていた私のお気に入りの曲名が分かりました。

「カリオストロの城」のラスト曲。「炎のたからもの」 歌:ボビー

この曲確か、「さらば愛しきルパン」でも流れていませんでしたか? 

GREEN VS REDで、リメイクされて、今井 美紀さんの若々しい声になってデビュー。

私は、どちらかというと、大人の雰囲気のボビーの声が好きです。歌の歌詞はあきらかに成熟した大人のセリフなので。

ワルサーP38のラスト曲。「瞳をわすれないで」 歌:篠原恵美

篠原さんは、この話の中のヒロインも演じていました。ルパンに抱きしめられて死ぬシーンが印象的。うらやまし~い。

「盗まれたルパン~コピーキャット」のラスト曲。

「A ROSE TATOO」 歌:サリナ・ジョーンズ

良い曲です。まだ聞いていない人は一度聞いて下さい。

 さて、最後に本題。

2003年2月、「シンドラーのリスト」でアカデミー作品賞をとったプロデューサー、アメリカのジェラルド・モレンという方が「ルパン三世」の実写映画化権を取り、現在も映画化に向けて取り組んでおられるという話をご存知ですか。

 「ルパン三世」アニメの公式サイト「ルパンネットワーク」にもその件が載っていましたので確かな情報だと思います。

あれから、4年もたつのですが、日本で、何らかの宣伝がなされたという噂などお聞きではないでしょうか。

映画雑誌などにはまだ、発表されていないようです。何か情報がありましたら、教えてくださいね。

ルパンファンの間では、実写映画について賛否両論のようです。

私は「じつにけしからん!」という立場ではありませんが、「ホントに、つくれるの?」と疑問に思っています。

まず、俳優さんの人選。

ルパン三世の実写化にあたり、「キャストは日本人で。」とモンキーパンチさんは注文をつけたそうですが、ルパン三世の役をやれる日本の俳優なんて、どこをさがしてもいるわけないですよ。あのキャラを演じ切れて、しかも、CGやスタントなしの(できればほとんどな  しにしてよ。)アクションができる俳優なんて、います?

次元、銭形、五右衛門、不二子、誰一人として、あの個性の強い、超人的な体力を持ちアクションの演技ができる日本人て、思いつきませんよね。

さりとて、外国人で、日本人に似た容貌の俳優さんに、銭形や五右衛門のような日本人の魂を(今の日本人にも、もう失われてしまった明治~江戸時代の)演じろというのは酷かと思います。

アニメだから可能な要素だらけの「ルパン三世」をいったいどう、実写にして表現するというのでしょう。

シンドラーのリストでは、現実にあった事柄を忠実に再現し、その上に脚色して伝えられた真実。言葉では伝えきれないモノを映像にして伝えることを生業とするその道のプロの方が、この世界に名だたる怪盗=スーパーヒーローの伝説をどう料理するのか。

ほんとは期待を膨らませている所です。

「やれるもんなら、ヤッテミロッテンダイ!」

天国の山田ルパンさんの声が、聞こえてきそうです。

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2007年11月26日 (月)

♪ルパン The 3rd ♪♪♪!

ルパン・ザ・ファイヤー Music ルパン・ザ・ファイヤー

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出ました、シーモの「ルパン・ザ・ファイアー」

(実際には昨年の紅白歌合戦にはもう、全国的なデビューを済ませたそうですが。)

「こんな曲を待ってたのよね。」あなたも思ってるでしょ?

一番最初のルパン三世のテーマ曲を知ってるあなた、もう、何曲ぐらい、このテーマ曲(というか同じメロディー)を大野雄二さんがアレンジしてらっしゃるか、ご存知でしょうか。

生誕40周年を記念して、別にルパンの曲の集大成アルバムが出ていますので、それを参照いたしますと、ざっと20曲以上はあるのでは。

でも、何度アレンジされても、あの「真っ赤な、バラと~。」の歌詞つきの歌が私の脳裏からはなれない、それでいて、何度聞いても新鮮で、聞き飽きないメロディーなので不思議です。

若い世代の方がきっと、今の感覚に合ったアレンジをしてくれると思って待っていました。

ノ リのいい曲ですので、どうぞ聞いて下さい。

 さて、ルパン三世に使われる曲でテーマ曲以外にどんな曲をご存知ですか。

不二子のテーマといわれる「ラヴ・スコール」。これには、ソニア・ローザが歌っているバージョンと峰不二子その人(増山江威子さん)が歌っているバージョンがあります。もう一つ定番のがあります。TVで放送のやつ。

わたし的には、ソニア・ローザの声が好きなのですが、増山さんのあの甘い声も捨てがたい魅力があります。

銭形マーチ。これにもいろいろなバージョンがあって、私が好きなのは、今年発売されたCDアルバムの「魔術王の遺産」(ゲームソフト用の効果音楽)の中の銭形マーチがおもしろくバージョンアップされています。(12、銭形~ハスダル~不二子)三波春夫さんが歌ってるのもおもしろい。

CDアルバム「ファーストコンタクト」の中の「Isn't it rupintic?」(綴りがちがったかも。)は次元のテーマ。スラップスティックな雰囲気を出していて、素敵ですね。

ルパンのテーマがアレンジされてバラード風になって、ソニア・ローザがフランス語で歌ってるのも、ファーストコンタクトに入っています。アニメの中ではアメリカ(ニューヨーク?)のどっかの都市のアジトでルパンが不二子と盗みの計略を練っている最中のBGMに使われているのですが、とてもおしゃれで気に入っています。フランス語がこんなにきれいで、耳にやさしい言葉とは知りませんでした。

劇場版やTVスペシャルの中でも、いい曲がたくさんあります。

「トワイライトジェミニの秘密」のラスト曲「太陽と月のめぐり」ヒットしてますよね。初めて聞いたとき、印象的でした。ララ役の彼女の声で、中東のイメージの曲。

「ワルサーP38」のラスト曲、「カリオストロの城」のラスト曲、「盗まれたルパン~コピーキャット」のラスト曲とてもいい曲なのですが、曲名を忘れてしまいました。

どなたか教えていただけませんか。

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2007年11月13日 (火)

ルパン三世、その限りない魅力~名場面、名(迷?)語録~

おまたヘ~。(ルパンの口調で。)

なぜか、ちょうど一週間の沈黙を破って(笑、単に忙しかっただけですけど。)登場いたします、まあちゃん1115。

「ルパン名語録」をと言っていた手前、いろいろと探しましたよ、女心をくすぐる名文句。

コメントありがとうね。○○さん。くすぐるかどうかは使い方次第なんだけっどもがよ、(やっぱり、これ使わないとね、ルパンの口調を。)私が気に入ってるヤツをご紹介します。

よく知られているのはやはり、コレでしょう。

 その1:「裏切りは女のアクセサリーさ。」

 どういう場面で使われるかを、ルパンの作品の中で調べてみました。よく出てくるセリフですが、一番新しい話は、TVスペシャル「盗まれたルパン~コピーキャットは真夏の蝶」。

かつての相棒の娘ベッキーに不二子の数々の裏切りを指摘されても、涼しい顔で、

「裏切りは女の特権。それを許す数ほど、男の勲章は輝く。」

 なああ^あ^んてキザ!   

 、、、なセリフもルパンだからこそ、かっこよくきまっちゃうんですよね。

言えます?あなた。今付き合っている彼女に振られそうになったら、スカサズつかってみましょう。そのまま別れとなるか、あなたを見直すかは、ま、五分五分といったところですね。

 その2:「一度きりの人生、こわいのは死ぬことじゃなくて、退屈なこと。」

すごく含蓄のある言葉ですね、私には。山田康雄さんの生き様とオーバーラップします。このセリフをアニメの中で言ったのは栗田さんですけど。

「しゃれのめして生きたい。」とおっしゃっていた山田さんの波乱万丈な人生、TVに映画に、司会にと大活躍なさって、色々な方面で幅広い交友関係をもち、思う存分面白く生きた彼の人生に。

ルパンが命をかけて狙った獲物を奪い取るあのバイタリティーとしぶとさは、単に「人生を面白く生きたい。」というお気楽な性分からなんでしょうか。それとも、情熱を傾けた先にあるものは、、、?

ちなみにその直前の「大人になりなよ、大人に。」(ベッキー)「大人って?」「スリルを楽しめるヤツさ。」この言葉も意味深いものがあります。くれぐれも、女の子をナンパするのに使ってはいけませんよ。

 その3:「オレ、夢盗まれたからな、取り返しにいかにゃあ。」

ご存知、クローン人間マモーとの対決の中。マモーの「人の深層心理を読み取る巨大コンピュータ」の解析結果に、「ルパンは夢を見ない。」と出たとき、マモーは「これこそ神の心理に他ならない。」とアンビリーバボな顔してました。

「何にも考えてないだけじゃないの。」とつっこみたくなる私でしたが、本人がそういうからには、あの時、マモーの脳細胞以上の巨大な夢があったのでしょう。

あなたも、困難に立ち向かおうとする時、嫌なやつに対決する時、自分につぶやいてみると、気持ち、肩の力抜けるかも。

 その4:「捕らわれの身のお姫様を野にハナシテアゲル、コレみーんな、泥棒の仕事なのです。」        

カリオストロの城につかまっていたクラリスを助け出す際にルパンが使った有名な言葉。有名すぎて解説しようがありませんが、私は大好きです。

「ロマンチストなのは、次元ではなく、アナタね、ルパン。」

狡猾、老練、恋には百戦錬磨と評判のあなたなら、「泥棒」のところを自分の仕事名にかえて使えるかも。

 その5:「なーにが女嫌いだ!お前ただのロマンチストだ!」

2ndTVシリーズ「国境は別れの顔」。

次元がロシアのプリマバレリーナのモニカとの逃避行。国境まで来て、モニカの脱出に協力、成功。代わりに次元は銃殺刑と行きかけたが、すんでのところでルパンに助けられる。がしかし、それはモニカの策略で、ロシアの国宝ダイヤモンドの運び屋として利用されただけと分かった。

次元はモニカの「自由に生きたい。」という願いを聞き、自分の命を助けてくれた恩義と淡い恋心にほだされて、ダイヤをモニカに譲ってしまう。そのことをルパンがなじって言った言葉。

もしも、あなたに、信頼厚い友人がいて、何か女のことで失態をやらかしたら、こんな言葉でなぐさめてあげてもいいかも。とくにシャイな友人には効き目あり。

そのほか、ルパンがしゃべったのではないのですが、有名なセリフ。

銭形   「くそー、一足遅かったか、まんまと盗みおって。」

クラリス 「いいえ、あの方は何も盗まなかった。私を助けてくれたんです。」

銭形   「いや、やつはとんでもないモノを盗んでいきました。、、、、、、

       あなたの、、、心です。」

クラリス 「、、、はい

何度でも見たくなりますね、「カリオストロの城」。やはり、あの作品だけは一味違います。このほかにも、五エ門や次元の名語録の宝庫です。

 見つけてください、あなただけのルパン語録。

 次回は「次元大介」についてのとっておきのはなし!お楽しみに。

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2007年10月31日 (水)

一押しのルパン作品!これを見なくちゃはじまらない!

ジョリーロジャー見ましたか? じゃ、今度はもとに戻ってルパン三世を。

さて、先日の日記に書いた4作品のうちどれをご覧になってもご満足いただけるのですが、今日は、一番人気のオススメ作品を紹介させていただきます。

「霧のエリューシュヴ」をワインのテイストで、「ライトボディ さわやかな 白」と喩えるなら、こちらは「フルボディ 薫り高い 赤」

「エピソード0 ファーストコンタクト」。

その題名から、ルパン三世と、その仲間の不二子、次元、五衛門、ライバルの銭形が出あった馴れ初め話、と思いきや、最後の最後にモンキーパンチさんらしいどんでん返しが。

全編を通じてスピード感あふれるアクションや、華麗なる盗みのテクニック、次にどうなるか予想がつかない、観客の意表をつくストーリー展開、すべてにおいて過去のルパン作品の集大成というか、基本形をなしている作品といえるでしょう。

私が気に入っているのは、5人のキャラクターが丁寧に描かれているところ。2ndシリーズに通ずる所があるのですが、どんなにストーリーが面白くても、登場人物のキャラが「立つ」(個性的かつ、生き生きしている、存在感がある。)作品でないと、あきてしまいますが、この作品だけは、何度見ても、色々なところに新しい発見ができて、アニメとは思えません。まるで、「トラさん」とかの人情ドラマを見ているみたいです。(笑)

愛車の黄色いベンツに次元と2人。タバコの火をやりとりするシーン。ルパンの映画に、今まで何十回と出てきましたが、このシーンでの本当のおもしろさは過去の作品を見た人でなければちょっと分からないでしょう。

次元のタバコに火をつけながら言うルパンの、超カッコイイ、薀蓄あるセリフ。

「お前の、その帽子を、いつか脱がせてみたい。」

それを心なしか笑ってるような、次元の横顔。まさしく高級浪花節、ハードボイルド。

私的に、気になっている事があります。

不二子とルパンの出会いは、2ndTVシリーズの「ルパンを殺したルパン」の中では、ギリシャのパルテノン神殿の前で、警察に追われているルパンを不二子が通りすがりに救った時だとルパン自身が言っています。

、この「ファーストコンタクト」の中では、掠めとられたお宝を(その時はまだ泥棒仲間の恋人だった不二子に?)取り返すために、不二子のペントハウスに忍び込んだ時が初めての出会いだったと話しています。

どちらも、ルパンの作り話の可能性が強いのですが、私はどちらかといえば、前者であってほしいなと思ってます。話の筋書きとしては、後者のほうがずっとおもしろいのですけど。

最後に、いつものようにオススメの作品を紹介します。

 今日はCD。山田康雄さん、増山江威子さんの声が聞けます。もちろん歌ってます。

Music LUPIN THE BEST! PUNCH THE ORIGINALS!

アーティスト:山田康雄,増山江威子,木村昇,水木一郎,Sandra Hohn,チャーリー・コーセー,ピートマック・ジュニア,トミー・シュナイダー
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2001/12/21
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2007年10月30日 (火)

コナンとルパンのコラボレイション、ほんとにホント????

ルパン三世と峰不二子がハイウエイを逃走中。名探偵コナンの脇役の一人、女刑事(デカ)の佐藤刑事と華麗なるカーチェイスを繰り広げる、、、、。

「マジかよー。」

と叫ぶあなた、追いかけてる劇中の警察官も驚いてました。

名探偵コナンの最新シリーズ「紺碧の棺(ジョリーロジャー)」でのお話です。最初見たとき、一瞬、コナンのDVDとルパンのを間違えてかけてしまったと思いました。今までアニメ作品をたくさんみてきたけど、こんな風に他の作品にいきなり登場する人気のあるキャラクターを見たことがなかったので。

 

どんなトリック(トリップというべきかな、視聴者をおとしいれる罠ですね、一種の。モンキーパンチさんが喜びそうです。)かは、見てのお楽しみ。

ところで、最近のアニメって、画質が信じられないくらいいいですよね。DVDで見ると細部まできちんと描かれているのが分かります。ところが、ビデオテープに落としたとたん、一昔前のアニメとかわらなくなっちゃう。おまけに何度も見るうちに劣化していきますから、大事な所に限ってパラパラマンガになっちゃいます。

かといってDVDに落とす機能が私のパソコンにはないので、ほんとに何度も見たい、大切な作品は絶対DVDを買うに限ると思っています。

「DVDでも、高くても、買って、見たい!」

そういう永久保存版が、次に紹介する栗田ルパンの4作品。

まずは、見て、ご判断下さい。借りても、ダビングしても、買ってもあなたの自由よ。

家にいながらにして映画館の感動を味わえる今の時代の私たちってほんとに、幸せ。

ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス【劇場版】 DVD ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス【劇場版】

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トワイライトジェミニの秘密 ― ルパン三世 TVスペシャル第8弾 DVD トワイライトジェミニの秘密 ― ルパン三世 TVスペシャル第8弾

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ワルサーP-38 ― ルパン三世 TVスペシャル第9弾 DVD ワルサーP-38 ― ルパン三世 TVスペシャル第9弾

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2007年10月29日 (月)

お詫び&お礼 一緒にルパン三世を楽しみましょう、あなたもファンになってね。

これを読んでくださっている皆様へ、突然ですが、お礼とお願いとお詫びを。

 まず、お礼を。

このブログに訪れてくださる方がだんだんと増えて、一生懸命書く私はとてもうれしく思っています。特にコメントやトラックバックを入れてくださるとホントに、ホントに励みになります。

次にお願いです。

トラックバックを付ける際に、ルパン三世とあまり関係のない芸能人のウワサ話を入れるのをご遠慮下さい。申し訳ありませんが消去させていただいています。

最後にお詫びです。

私がブログに訪れて勧誘したアナタ。ごめんなさいね。もし良かったら、私のブログ楽しんでいってください。突然の訪問ごめんなさいね。

追伸:一番新しいルパン三世のTV番スペシャル版がもうDVDで出ています。ご存知でしたか。ビデオやさんで見つけてきました。テレビで見たばかりだったので、出るのはまだ先かと思っていたのですが、最近ははやいですね。

おもしろさ、抜群!とはいえないけど、初めて見る方にはおすすめです。

これをまず見てから、過去の作品をじっくりご覧下さい。魔毛狂介の声をしている、中

村獅童さんがうまいです。彼は俳優さんとしてもなかなかですが、声優の実力ありますね。

 ご存知「霧のエリューシヴ」です。

ルパン三世 ~霧のエリューシヴ~(通常版) DVD ルパン三世 ~霧のエリューシヴ~(通常版)

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追伸2 ブログ名を変更しました。覚えやすい名前がいいですよね。

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2007年10月23日 (火)

山田ルパンの魅力 その1

 前回ご紹介しました作品をもうご覧になったでしょうか。

2ndTVシリーズ「花嫁になったルパン」と「モロッコの風は熱く」

この2ndシリーズには傑作が多く、他にもストーリー展開が奇抜で、華麗な盗みのテクニックが見られる話があるのですが、あえて地味な話を選びました。山田さんならではの味が出ている作品だからです。

ルパンを知るのに基本中の基本、2ndシリーズだけは、絶対に全巻制覇してくださいね。

「花嫁~」はルパンが女装して、悪いヤツの鼻を明かし、お宝を盗み取るという話です。(詳しくは「ルパン三世研究報告書 」 スタジオ・ハート編 双葉社発行 を読んでください。)

ファーストコンタクトなどのように、いつもの「見ている私たちに、ルパンだと気づかれないような」完璧な変装ではなく、「見るからにルパンなんだけど、すごくチャーミングでかわいらしい、どっかカマっぽい」変装で、最初から最後まで笑えます。山田さんにしかできない俳優の妙技です。

 「モロッコ~」は最初から最後まで銭形のとっつあんとの「差し」の絡みで、それがまたなんともいえない味を出しています。これもまた、俳優「山田」と俳優「納谷悟朗」の技比べ。敵どうしであるはずの2人が仲良くコンビを組んで悪いヤツから逃れる、ラストシーンがハートにジ~ンときます。

 「カリオストロの城」コレはもう何回もTVでやりましたので、ご存知の方も多いと思います。数々の映画賞を受けた作品ですので、まだ見ていない人はご一見を。山田さんらしくない、おちゃらけない、かっこいいルパンのはしりです。

数々の名セリフが忘れられない名作。特にヒロインのクラリスに愛を告白するルパンのセリフ、超かっこいい。海外でも高い評価を受けた宮崎アニメの中でも名作です。

山田さんもですが、宮崎駿さんの映像にかける情熱が素晴らしく、演出もニクイ

 

最後の作品である「燃えよ斬鉄剣」。

これは、すでに山田さんが病を得て、最後のあたりでは、立っているのがつらくて座って録音したということです。心なしかいつもの張りのある声が、か弱く、かすれているように聞こえます。力を振り絞ってルパンを演じきろうという執念のようなものを感じて、画面を見ながら、つい応援してしまいます。

他にも魅力的な作品は多いのですが、まだ、ルパン三世のことをあまり知らない方に、ぜひ、見ていただきたい作品として選びました。

次回は栗田ルパンの魅力を探ります。

お楽しみに。

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2007年10月19日 (金)

「栗田ルパンは山田ルパンを超えられるか」の後編

 前日の「前編」を読んで、

 「オレ、アタマいたくなったわ。」とか、「読むのメンドクサー。」とか言うキミにひとこと。

「前編はぶいてヨーシ!」

ようするにオネエサン(私のこと) は、

「栗田さんも 山田さんも どっちもすてきなのに、スゴイのに、 

どっちが上かなんてしょうーもないこと すな!」  

 といっている と思ってください。

 そこで、、お二人の良さを知ってもらうために作品を紹介しながらお話したいと思います。

  百文は 1件に かず。 ロンよりショーコ。 目からウロコ といいますから。

(なお、受験生は上のことわざのうち、まちがった漢字を直し、カタカナを漢字にせよ。

 私が「山田ルパン」の中で特におすすめの名作紹介

○  TV1STシリーズ  第  4話「脱獄のチャンスは一度」

○  TV2ndシリーズ  第 30話「モロッコの風は熱く」

○  TV2ndシリーズ  第 42話「花嫁になったルパン」

○  劇場版「ルパンVS複製人間」

○  劇場版「カリオストロの城」

○  TVスペシャル版「燃えよ斬鉄剣」

「栗田ルパン」では、次の4作品。

○  TVスペシャル版「トワイライトジェミニの秘密」

○  劇場版「くたばれノストラダムス」

○  TVスペシャル版「ワルサーP38」

○  TVスペシャル版「ファーストコンタクト」

 栗田ルパンの作品については、ご本人の魅力もさることながら、脚本や映像などの質

の高さ、人物描写の細やかさ、話の面白さもこの4つが最高だと思います。

まだ見てない人は、見て下さい。もう見た人も何度でも。

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2007年10月17日 (水)

「栗田ルパン」は「山田ルパン」を超えられるか?

今日は この古くて新しいテーマを話題にしたいと思います。

私のもう一つのブログでもお話しましたが、ご存知のように「ルパン三世」の声優として名高い山田康雄さんは、1995年3月19日、すでに劇場公開が決まっていた「くたばれ!ノストラダムス」の制作途中、その上映を見ることなく、62歳でこの世を去りました。

その後をひきついで現在、数々のルパンシリーズで「ルパン」の声優として活躍なさっているのが、あの「モノマネ選手権大会」で有名な栗田貫一さんです。

なぜ、栗田さんが山田さんのあとを引き継ぐことになったのか、興味深い話を「ルパン三世よ永遠にー山田康雄メモリアル 徳間書店」の中で栗田さん自身が語っておられるので、ぜひ読んでください。

このテーマは常に、ルパン三世ファンの間では取りざたされてきました。

山田さん以外に「ルパン」を演れる人はいない。昔からのファンだった私は当然そう考えていました。(そう考えた方は結構いらっしゃるようです。)

山田さんご自身言っておられたそうです。

「キャラクターを生んだのはモンキーパンチさん。けれど、TVのキャラクターに命を吹き込み、育てたのは自分たち。(ルパンファミリーの声優さんたちの意味)」

その自負を持って、心を注ぎつくして演じられた山田さんにとっては、自分亡き後のルパンなんて考えられなかったでしょう。

「風魔一族の陰謀」というファンの間では悪名高き作品があります。吹き替えの声優さんたちが全員ごっそりかわり、まるで違うキャラにされてしまって、「ナンジャ、コリャー。」(映画会社の人ごめんなさい。)

この作品ができた当時、まだすごくお元気だった山田さんは激怒なさったとか。(別の理由もあるそうです。)「またそんなことになるんだったら、もうルパン映画なんか作ってほしくない。」とも思いました。

結論を言いますと、「くたばれノストラダムス」を観てから、考えが変わりました。でも、逆に「これはルパン作品ではない。」と感じた方もいるかもしれません。

まず、限りなく「山田ルパン」に似せてはいるけど、やっぱり別人。「ふう~じこちゃ~~ん!」「○○なんだけっどもがな。」なんて言い回し、「おぬし、修行が足りぬな。と正直思ってしまう場面もあります。

けれども栗田さんが、「おれだってホントは演リタカネ~ヨ。」とか言いながら、

「敬愛する彼のためにできるだけのことをしたい。」

「ルパンの役をやっている山田さん」の役を演じきる事ができれば。」という真摯な願いを持って、好演している姿に心を打たれました。

それまで一度も俳優や声優の経験がない栗田さんなのですよ。よくぞ短い期間に、複雑な「ルパン三世」の人格を声だけで表現できましたよね。

声の質やしゃべりかたは微妙にちがうけれど、私にとってのルパンの本質、たとえば、「したたかさ」「強靭な精神」「茶目っ気」「考える前に動いてしまう野性的な身体能力と本能」「緻密で天才的な頭脳」「1日のうち5分と真面目になれないおちゃらけた(次元のセリフより)態度」「美人に異常に執着し、手がはやい性格」「そとめは飄々としていても、中身はとてつもなくダークな内面」「大切な友を命がけて守る誠実さ、」「子供や弱い者へのやさしさ」等は確かに、栗田さんによって受け継がれたと感じました。

リレーに例えるなら、2人の「華麗なるバトンパス」とでも申しましょうか。

明らかに違うルパンなのに、2人ともルパンだと納得できる、何かがつながっている。

この不思議な感覚をコトバではどうも表現できません。

9歳になるうちの息子は、「新しいルパンの方がぜったいにかっこいい!」といいます。私も栗田ルパンは、今まで以上にスマートさ、クールさ、若々しさが増してきたと思います。

 だから、「ルパン三世は永遠に山田さんのもので、ぼくは、山田さんに限りなく近づけるように演じるだけだ。」と言う栗田さんに伝えたい。

あなたはあなたらしく、あなたのルパンを演じてください、ここにあなたを応援する新しい世代がいますよ。

この子達にとって、あなたが永遠のヒーローとなりますように。これからは、あなたの声で、新しいルパン三世に命を吹き込み、この子達に夢を与えて下さいね、と。

最後に再び。

山田康雄さんの在りし日の思い出を綴った本「ルパン三世よ永遠にー山田康雄メモリアル」を紹介します。

粋にやろうぜ、粋によ、、。

ルパンさながらの山田さんの生き様をこの本で感じとって下さい。

 

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